漫画コラム

恋愛漫画じゃないのに、恋愛が一番リアルな漫画がある

恋愛漫画の恋はどこか正しい様に感じる。好きになる理由も、付き合う流れも、別れの涙も、物語として整っている。でも現実の恋はそこまで綺麗じゃない。好きなのにダサい。情けない。言葉にできない時間の方が長いと思う。そしてその“綺麗じゃない恋”をリア...
漫画レビュー

タイカの理性の1巻を読んだら読後が最悪なのに最高だった

『タイカの理性』1巻を読んで正直かなり疲れました。展開は次々に転がり、ページをめくるたびに状況が変わっていきます。それなのに面白くて、止まらない。読後に残ったのはスッキリ感ではなく、どろっとした感情でした。「読んでよかった」と思うのに、「も...
漫画レビュー

『タイカの理性』1巻考察|父親殺害事件の謎と板垣巴留の作戦

1巻を読む限り、はっきりとした答えは提示されていません。しかし、いくつかの描写から「違和感」が残る構成になっています。本記事では、1巻の内容をもとに犯人の可能性と伏線を整理しつつ、作品全体に仕掛けられた“ある作戦”についても考察していきます...
漫画コラム

第1話の完成度が異常な漫画5選

漫画の面白さは第1話でほぼ決まります。世界観、主人公、目的、そして「続きを読ませる力」。この4つが揃った第1話は読んだ瞬間に記憶に残ります。今回はそんな「第1話の完成度が異常」な漫画を5つ紹介します。有名作だけでなく、少し意外な作品も混ぜま...
キャラ考察

『みいちゃんと山田さん』みいちゃんを殺した犯人は誰?【1巻時点考察】

※この記事は1巻時点の内容を中心に書いています。重大なネタバレは避けています。『みいちゃんと山田さん』を読んで一番頭から離れないのは、みいちゃんを殺した犯人が誰なのかということです。第1話の冒頭で山田さんは、みいちゃんの墓前に手を合わせてい...
物語構造分析

キモオタ客だけが悪いわけじゃない。『みいちゃんと山田さん』の地獄

『みいちゃんと山田さん』を読んでしんどくなる理由は、みいちゃんの境遇が可哀想だからだけではありません。もっと嫌なものがあります。それは、この作品に出てくる「悪意」があまりにも現実的な形をしていることです。分かりやすい悪人が出てきて、殴って、...
漫画レビュー

みいちゃんと山田さん1巻を読み直したら、やっぱりしんどかった

最近話題になっている『みいちゃんと山田さん』の1巻を読み直しました。元々アプリで読んで連載も追っていましたが、改めて読んでもやっぱりしんどい。この作品は、2012年の歌舞伎町が舞台です。キャバ嬢として働く山田さんが仕事の出来ないみいちゃんと...
その他

大人になって読み返すと刺さる漫画3選|子供の頃と見え方が変わった名作たち

子供の頃に夢中で読んでいた漫画を久しぶりに読み返したことはありますか?私は最近、昔好きだった作品を読み返してみて驚きました。「あれ、こんなに刺さる話だったっけ?」子供の頃は主人公の強さやカッコよさに目がいきます。でも大人になると、別の部分が...
物語構造分析

なぜ『住みにごり』は刺さるのか|停滞する社会との共鳴

これは特殊な家族の物語なのか?一見すると『住みにごり』は、問題を抱えた一家の閉鎖的な物語に見える。だが読み進めるほど、「どこかで見た構造」だと気づく。極端なのは出来事ではなく、“変わらなさ”のほうだ。停滞は個人の問題ではなく、構造の問題この...
物語構造分析

なぜ住みにごりは不安になるのか|心理構造を分析する

※ネタバレは控えめです何が起きるか分からないを怖さとしてない住みにごり多くのサスペンスやホラーは、“何が起きるか分からない”ことを恐怖の源にする。予測不能性が読者を不安にさせる。しかし『住みにごり』は少し違う。この作品の不穏さは、予測不能性...