2026-06

漫画コラム

面白い漫画と好きな漫画は別物なのか

漫画を読んでいると、「この漫画は面白い」と思う作品と、「この漫画は好きだ」と思う作品がある。もちろん、両方に当てはまる作品もある。でも、よく考えてみると、この二つは少し違う気がする。世間的に高く評価されている作品なのに、なぜか自分は好きにな...
物語構造分析

【スキップとローファー 4巻 物語分析】文化祭が描いた「人は一人では成長できない」というテーマ

※この記事は『スキップとローファー』4巻のネタバレを含みます。文化祭は学校生活のイベントを描いたのではない4巻は、ほぼ丸々文化祭が描かれています。一見すると青春漫画らしい定番エピソードです。ですが、『スキップとローファー』の文化祭は少し違い...
その他

【スキップとローファー 4巻 人物分析】人との距離感に悩む人たちが少しずつ前に進む物語

※この記事は『スキップとローファー』4巻のネタバレを含みます。4巻のテーマは「人との距離感」4巻は文化祭が中心の巻ですが、描かれているのはお祭りそのものではありません。登場人物たちが「人との距離感」とどう向き合うかが描かれています。誰かと仲...
漫画レビュー

【スキップとローファー 4巻 レビュー】文化祭を通して少しずつ変化していく人間関係が尊い

※この記事は『スキップとローファー』4巻のネタバレを含みます。文化祭だからこそ見える、それぞれの個性4巻は、ほぼ丸々文化祭編です。まず驚くのは、つばめ西高校の文化祭に対する熱量の高さ。美津未たちのクラスは『サウンド・オブ・ミュージック』のミ...
物語構造分析

『トリリオンゲーム』4巻物語分析|なぜ4巻は“ハルを描かない”構成だったのか

『トリリオンゲーム』4巻は、かなり特殊な構成をしている。主人公であるハルが、ほとんど出てこないのだ。実際、印象的に登場するのは冒頭数話とラスト程度。にもかかわらず、4巻はシリーズ屈指の重要巻になっている。なぜか。それはこの巻が、“ハル不在に...
キャラ考察

『トリリオンゲーム』4巻人物分析|ガクはなぜ“ハルと戦う”事を選んだのか

『トリリオンゲーム』4巻は、間違いなくガクの巻である。これまでのガクは、ハルの隣で支える存在だった。だが4巻では違う。ガクは初めて、「ハルとどう向き合うのか」を自分で考え始める。この巻で描かれているのは単なる成長ではない。“依存から自立への...
漫画レビュー

『トリリオンゲーム』4巻レビュー|“ハルVSガク”が始まる転換点

『トリリオンゲーム』4巻は、これまでの「ハルが暴れ、ガクが支える」構図から大きく変化した巻だった。この巻で描かれるのは、敵との戦いではない。“ハルとガクの戦い”である。しかもそれは単純な仲違いではなく、「同じ夢を見ている2人が、違う方法論を...
物語構造分析

ジョジョの奇妙な冒険1巻は「受け継ぐ者」と「奪う者」の物語だった|物語分析

はじめに『ジョジョの奇妙な冒険』1巻を改めて読むと驚くことがあります。まだ波紋法は登場していません。もちろんスタンドもありません。それでも圧倒的に面白いのです。なぜここまで読ませる力があるのでしょうか。私はその理由が、ジョジョとディオの対立...
キャラ考察

ディオ・ブランドーはなぜジョジョに執着したのか|ジョジョの奇妙な冒険1巻人物分析

はじめにディオ・ブランドーはジョジョシリーズを代表する悪役です。ジョジョの愛犬ダニーを蹴り飛ばし、エリナを辱め、ジョジョの人生そのものを侵略していきます。1巻だけでも数々の悪行を重ねていますが、改めて読むと不思議なことがあります。ディオはな...
漫画レビュー

ジョジョの奇妙な冒険1巻レビュー|波紋もスタンドもないのに面白い原点

全てはここから始まった『ジョジョの奇妙な冒険』といえばスタンド能力を思い浮かべる人が多いと思います。しかし1巻では、まだ波紋法すら登場していません。それでも読者を惹きつける力があるのが『ジョジョの奇妙な冒険』1巻の凄さです。後に「ファントム...