漫画レビュー

漫画レビュー

なぜ『スキップとローファー』は3ヶ月を一瞬で進めるのか

「この漫画、時間の進み方が妙に早い」2巻を読み返していて、ふとそう思った。気になって確認してみると、この1冊の中で、物語は約3ヶ月も進んでいる。4月の少し肌寒い日から始まり、ゴールデンウィークを越え、気づけば梅雨入り、そして梅雨明け。普通の...
漫画レビュー

ウリッコ1巻レビュー|「時間が進まない人生」を描いたリアルすぎる漫画

はじめに『ウリッコ』1巻を読んだ。正直に言うと、読みやすい作品ではない。でも、妙に目が離せない。その理由はこの作品が“人生の停滞”をとても具体的に描いているからだ。あらすじ主人公・キズミはネットカフェで寝泊まりしながら、パパ活で日銭を稼ぐ生...
漫画レビュー

るなしい1巻レビュー|“信じる前の隙”に入り込む、不気味な漫画

はじめにこの漫画には、はっきりとした怖さはない。それでも、読んでいると妙に落ち着かない。どこかで「これは現実でも起こりうるのではないか」と感じてしまう。『るなしい』は信者ビジネスを題材にした作品だ。ただし、その描き方はとても静かで、そして不...
漫画レビュー

「いい子しかいない」のに面白い理由|『スキップとローファー』が刺さる正体

はじめに漫画において、「優しい世界」はときに退屈になりがちだ。対立がない。悪人もいない。みんなが思いやりを持っている。それなのに、なぜこんなにも引き込まれてしまうのか。スキップとローファー の1巻を読んで、まず感じたのはそこだった。スキップ...
漫画レビュー

タイカの理性の1巻を読んだら読後が最悪なのに最高だった

『タイカの理性』1巻を読んで正直かなり疲れました。展開は次々に転がり、ページをめくるたびに状況が変わっていきます。それなのに面白くて、止まらない。読後に残ったのはスッキリ感ではなく、どろっとした感情でした。「読んでよかった」と思うのに、「も...
漫画レビュー

タイカの理性 犯人は誰なのか?【1巻考察】

1巻を読む限り、はっきりとした答えは提示されていません。しかし、いくつかの描写から「違和感」が残る構成になっています。本記事では、1巻の内容をもとに犯人の可能性と伏線を整理しつつ、作品全体に仕掛けられた“ある作戦”についても考察していきます...
漫画レビュー

みいちゃんと山田さん1巻を読み直したら、やっぱりしんどかった

最近話題になっている『みいちゃんと山田さん』の1巻を読み直しました。元々アプリで読んで連載も追っていましたが、改めて読んでもやっぱりしんどい。この作品は、2012年の歌舞伎町が舞台です。キャバ嬢として働く山田さんが仕事の出来ないみいちゃんと...
漫画レビュー

住みにごり1巻レビュー|この漫画の主人公は“家”なのかもしれない

※本記事は住みにごりのネタバレは極力避けていますが記事の性質上、少し含みます。閲覧をする際はネタバレに十分お気をつけください。実話とフィクションの境界が曖昧になる設計『住みにごり』は、作者であるたかたけし先生の実家がモデルになっていると言わ...
漫画レビュー

NARUTO なぜ大人はナルトを嫌ったのか|1巻から見る孤独の理由

ナルトが里の大人達から避けられていた理由は、九尾が封印されていたからだけではありません。本当の原因は「恐怖」と「責任転嫁」にありました。この記事では、NARUTO1巻の描写をもとに、大人達がナルトを孤立させた理由を解説します。先日、テレビで...