2026-03

漫画レビュー

るなしい1巻レビュー|“信じる前の隙”に入り込む、不気味な漫画

はじめにこの漫画には、はっきりとした怖さはない。それでも、読んでいると妙に落ち着かない。どこかで「これは現実でも起こりうるのではないか」と感じてしまう。『るなしい』は信者ビジネスを題材にした作品だ。ただし、その描き方はとても静かで、そして不...
その他

スキップとローファー展に行ってきました!

※本記事はスキップとローファー本編、スキップとローファー展のネタバレに繋がる可能性があります。あらかじめご了承ください。先日、スキップとローファー展へ行ってきました!漫画やアニメの展示が中心でとても素敵な展覧会でした!写真撮影が一部エリアを...
物語構造分析

人間関係が“広がる”だけで、こんなに心地いい|『スキップとローファー』の読後感

はじめに大きな事件が起きるわけじゃない。劇的な展開があるわけでもない。それなのに、読み終わったあとにふと感じる。「ああ、なんかいいな」スキップとローファー の1巻には、そんな不思議な心地よさがある。その正体はきっと、“人間関係が広がっていく...
キャラ考察

欲しい時に欲しい言葉をくれる志摩くんは、なぜ少し怖いのか

はじめに「この人、ちょうどいいこと言うな」そう感じる瞬間がある。場の空気を読み、相手に合わせて欲しいタイミングで欲しい言葉をくれる。それは間違いなく“優しさ”のはずなのに、どこかで少しだけ引っかかる。スキップとローファーの登場人物、志摩くん...
漫画レビュー

「いい子しかいない」のに面白い理由|『スキップとローファー』が刺さる正体

はじめに漫画において、「優しい世界」はときに退屈になりがちだ。対立がない。悪人もいない。みんなが思いやりを持っている。それなのに、なぜこんなにも引き込まれてしまうのか。スキップとローファー の1巻を読んで、まず感じたのはそこだった。スキップ...
漫画コラム

なんでこのシーン、覚えてるんだろう?

ストーリーはほとんど覚えていないのに、なぜか忘れられないシーンがある。私の場合は、漫画『ライフ』のある場面だ。前後の流れは思い出せない。ただ、マナが走行中の車内から公園を見て、砂場で遊んでいる子どもに目を留める。そしてわざわざ車を停めさせ、...
漫画コラム

負けた側にも、物語はある

※本記事はSLAM DUNKハイキュー!!ヒカルの碁の重要な試合・最終回の内容に触れています。未読の方はご注意ください。物語は勝者を祝福する。トロフィーを掲げた者に光が当たり、歓声が鳴り響く。でも、そんなものは一瞬だ。本当に胸を締めつけるの...
漫画コラム

恋愛漫画じゃないのに、恋愛が一番リアルな漫画がある

恋愛漫画の恋はどこか正しい様に感じる。好きになる理由も、付き合う流れも、別れの涙も、物語として整っている。でも現実の恋はそこまで綺麗じゃない。好きなのにダサい。情けない。言葉にできない時間の方が長いと思う。そしてその“綺麗じゃない恋”をリア...
漫画レビュー

タイカの理性の1巻を読んだら読後が最悪なのに最高だった

『タイカの理性』1巻を読んで正直かなり疲れました。展開は次々に転がり、ページをめくるたびに状況が変わっていきます。それなのに面白くて、止まらない。読後に残ったのはスッキリ感ではなく、どろっとした感情でした。「読んでよかった」と思うのに、「も...
漫画レビュー

タイカの理性 犯人は誰なのか?【1巻考察】

1巻を読む限り、はっきりとした答えは提示されていません。しかし、いくつかの描写から「違和感」が残る構成になっています。本記事では、1巻の内容をもとに犯人の可能性と伏線を整理しつつ、作品全体に仕掛けられた“ある作戦”についても考察していきます...