漫画レビュー

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二階堂“こじらせた人間”が愛おしくなる

後半は完全に「二階堂の物語」。前半とは違って、キャラクターの関係性で読ませてくる。「うしろの二階堂」:ギャップで笑わせるまず設定がいい。クラスでは怖がられているでも中学ではモテていたこの“逆高校デビュー”という発想が面白い。さらにいいのが、...
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林という“変な奴”がすべてを成立させている 夢中さ、きみに。

前半4話を読んでまず思うのは、「林、なんなんだこいつ」でも同時に、この違和感こそが作品の核だと気づく。「かわいい人」:違和感の提示最初の1話で出てくる林は、とにかく変。でも、この“変さ”は説明されない。だから読者は考える。「この人、なんなん...
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『夢中さ、きみに。』は“何も起きないのに面白い”を極めた短編集

2021年のドラマで知って面白いと思い、原作を購入。──ただ、そこからなぜか5年放置。ようやく手に取って読んでみたら、「なんでもっと早く読まなかったんだ」と思った作品だった。夢中さ、きみに。は、全8話で構成された短編集。派手な展開はない。泣...
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「努力を努力に見せない」|トリリオンゲーム1巻レビュー

「努力すれば成功する」そんな物語に、少し飽きていないだろうか。トリリオンゲームの1巻は、一見その真逆に見える。ハッタリ、ワガママ、無茶な戦略。とても“努力”とは呼べないやり方で、物語は進んでいく。だが読み進めるほどに気づく。この作品の面白さ...
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なぜ『スキップとローファー』は3ヶ月を一瞬で進めるのか

「この漫画、時間の進み方が妙に早い」2巻を読み返していて、ふとそう思った。気になって確認してみると、この1冊の中で、物語は約3ヶ月も進んでいる。4月の少し肌寒い日から始まり、ゴールデンウィークを越え、気づけば梅雨入り、そして梅雨明け。普通の...
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ウリッコ1巻レビュー|「時間が進まない人生」を描いたリアルすぎる漫画

はじめに『ウリッコ』1巻を読んだ。正直に言うと、読みやすい作品ではない。でも、妙に目が離せない。その理由はこの作品が“人生の停滞”をとても具体的に描いているからだ。あらすじ主人公・キズミはネットカフェで寝泊まりしながら、パパ活で日銭を稼ぐ生...
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るなしい1巻レビュー|“信じる前の隙”に入り込む、不気味な漫画

はじめにこの漫画には、はっきりとした怖さはない。それでも、読んでいると妙に落ち着かない。どこかで「これは現実でも起こりうるのではないか」と感じてしまう。『るなしい』は信者ビジネスを題材にした作品だ。ただし、その描き方はとても静かで、そして不...
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「いい子しかいない」のに面白い理由|『スキップとローファー』が刺さる正体

はじめに漫画において、「優しい世界」はときに退屈になりがちだ。対立がない。悪人もいない。みんなが思いやりを持っている。それなのに、なぜこんなにも引き込まれてしまうのか。スキップとローファー の1巻を読んで、まず感じたのはそこだった。スキップ...
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タイカの理性の1巻を読んだら読後が最悪なのに最高だった

『タイカの理性』1巻を読んで正直かなり疲れました。展開は次々に転がり、ページをめくるたびに状況が変わっていきます。それなのに面白くて、止まらない。読後に残ったのはスッキリ感ではなく、どろっとした感情でした。「読んでよかった」と思うのに、「も...
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『タイカの理性』1巻考察|父親殺害事件の謎と板垣巴留の作戦

1巻を読む限り、はっきりとした答えは提示されていません。しかし、いくつかの描写から「違和感」が残る構成になっています。本記事では、1巻の内容をもとに犯人の可能性と伏線を整理しつつ、作品全体に仕掛けられた“ある作戦”についても考察していきます...