『スキップとローファー』2巻の違和感
『スキップとローファー』を読んでいると、
志摩くんは“いいやつ”として描かれている。
実際、感じもいいし、空気も読める。
でも2巻を読んでいて、少し引っかかった。
あまりにも“都合よくいいやつすぎる”。
好感度が上がる行動の違和感
例えばクラスマッチのシーン。
ゴールを決めたのは別の人物なのに、
なぜか志摩くんの好感度が上がる。
冷静に考えると、ちょっと不思議だ。
でも現実でも、
「場の空気を作った人」が評価されることは多い。
“評価される振る舞い”を知っている
志摩くんは、
- 何をすれば好かれるか
- どう動けば角が立たないか
それを理解して動いているように見える。
それが自然にできてしまうから、
余計に違和感が残る。
悪いわけじゃない。でも少し引っかかる
ここがこのキャラの面白いところで、
別に性格が悪いわけじゃない。
むしろ優しい。
ただ、
「良さ」が出来すぎている。
志摩くんの過去
志摩くんの“うまさ”を考えると、
どうしても頭に浮かぶのが、彼の過去だ。
元子役として、人前に立っていた経験。
求められる振る舞いをして、
場に合った自分を演じること。
そういう積み重ねがあると考えると、
今の“ちょうどよさ”にも納得がいく。
ただ、それがそのまま「計算」なのかというと、
そこは少し違う気もする。
美津未ちゃんとのズレ
その違和感を際立たせるのが、美津未ちゃんだ。
彼女は、
- 計算しない
- 空気を読みきらない
- でも結果的に人の印象に残る
だから、
志摩くんの“うまさ”がより見えてくる。
結論
志摩くんは、
- いいやつであることは間違いない
- でも同時に、「うまくやれる人間」でもある
そのバランスが、
このキャラに少しのリアルと、少しの違和感を与えている。

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