なぜキズミは漫画をやめて、また描き始めるのか

物語構造分析

はじめに

キズミは一度、漫画をやめている。

理由は単純で、

そっちの方が稼げるから。

でもまた描き始める。

ここに、この作品の一番大事な部分がある。

漫画より稼げる仕事はある

キズミにとって、パパ活は「効率のいい仕事」だ。

・短時間で稼げる

・努力がいらない

・結果がすぐ出る

一方で漫画は真逆。

・時間がかかる

・評価されない

・結果が出ない

普通に考えれば、やる理由はない。

それでも戻ってくる理由

じゃあなぜ戻るのか。

答えはシンプルで、

「時間の進み方」だ。

ネカフェの15時間は地獄みたいに長い。

でも漫画を描いていると一瞬で終わる。

つまりこれは「逃げ場」の話

キズミにとって漫画は夢じゃない。

逃げ場だ。

・現実から逃げるための行為

・時間を消すための手段

でも、それでいい。

むしろ多くの人にとって、

「何かを続ける理由」はこれに近い。

綺麗じゃない動機の強さ

よくある物語はこう言う。

「夢があるから頑張れる」

でも現実は違う。

・暇だから

・他にやることがないから

・時間が潰れるから

このレベルの理由で、人は続ける。

まとめ

キズミは特別じゃない。

むしろかなり普通だ。

だからこそ陥っている境遇が怖いし、刺さる。

この作品は

「努力できない人間が、それでも何かをやる理由」

を描いている。

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