物語構造分析

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ジョジョの奇妙な冒険1巻は「受け継ぐ者」と「奪う者」の物語だった|物語分析

はじめに『ジョジョの奇妙な冒険』1巻を改めて読むと驚くことがあります。まだ波紋法は登場していません。もちろんスタンドもありません。それでも圧倒的に面白いのです。なぜここまで読ませる力があるのでしょうか。私はその理由が、ジョジョとディオの対立...
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なぜ『トリリオンゲーム』の業界描写は面白いのか|3巻物語分析

『トリリオンゲーム』を読んでいて毎回思う。この漫画 知らない業界の話なのに異常に面白い。3巻では、ホストクラブ花業界ソシャゲ業界芸能界投資株など、 大量の専門業界が登場する。普通なら難しくなる。だが、 『トリリオンゲーム』はむしろワクワクす...
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『呪術廻戦≡』は「繰り返し」の物語なのか|1巻に散りばめられた反復構造を考察

『呪術廻戦≡』には「繰り返し」が多い1巻を読んでいて気になったのが、 作中で何度も“繰り返し”が描かれている事です。毎年1年生を繰り返す子供人が争いを繰り返す世界人から奪う事の反復マルとクロスの入れ替わり同じような悲劇の再演タイトルの「≡(...
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『スキップとローファー』3巻は“距離”が変化する物語だった|夏という季節の物語分析

3巻を読んでいて印象的だったのは、 とにかく“移動”が多いことだった。学校。 動物園。 お泊まり会。 石川県への帰省。キャラクター達が様々な場所へ移動していく。ただ、この巻の面白さは、 「どこへ行くか」だけではない。移動する中で、 キャラク...
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『トリリオンゲーム』はなぜ止まらないのか|2巻から読む物語構造

『トリリオンゲーム』を読んでいると、ある感覚に気づく。とにかく止まらない。一話読めば、次を読まずにいられない。展開が速いからでも、派手だからでもない。もっと構造的な理由がある。結論から言えば、この作品は**「課題→解決」ではなく「課題→拡張...
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なぜ“成功”がこんなに気持ちいいのか|トリリオンゲームの物語分析

成功する物語は多い。努力して、失敗して、乗り越えて、勝つ。いわゆる王道の構造だ。だが、トリリオンゲーム1巻は少し違う。この作品では、“成功までの苦しさ”がほとんど描かれない。それなのに、成功の瞬間だけは強烈に気持ちいい。この違いはどこから来...
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『ウリッコ』1巻はなぜ「時間を潰す」物語なのか? キズミの行動から読み解く作品構造

ウリッコ1巻の感想、レビューはこちら『ウリッコ』1巻を読んでいると、少し不思議な感覚になる。主人公のキズミは漫画を描いている。しかし、「漫画家になりたい」という強い夢があるわけではない。漫画で成功したいわけでもない。まして、「努力して夢をか...
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人間関係が“広がる”だけで、こんなに心地いい|『スキップとローファー』の読後感

はじめに大きな事件が起きるわけじゃない。劇的な展開があるわけでもない。それなのに、読み終わったあとにふと感じる。「ああ、なんかいいな」スキップとローファー の1巻には、そんな不思議な心地よさがある。その正体はきっと、“人間関係が広がっていく...
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キモオタ客だけが悪いわけじゃない。『みいちゃんと山田さん』の地獄

『みいちゃんと山田さん』を読んでしんどくなる理由は、みいちゃんの境遇が可哀想だからだけではありません。もっと嫌なものがあります。それは、この作品に出てくる「悪意」があまりにも現実的な形をしていることです。分かりやすい悪人が出てきて、殴って、...
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なぜ『住みにごり』は刺さるのか|停滞する社会との共鳴

これは特殊な家族の物語なのか?一見すると『住みにごり』は、問題を抱えた一家の閉鎖的な物語に見える。だが読み進めるほど、「どこかで見た構造」だと気づく。極端なのは出来事ではなく、“変わらなさ”のほうだ。停滞は個人の問題ではなく、構造の問題この...